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10月11日 信州ブレイブウォリアーズ戦 2020/10/13掲載
開幕からホーム4連勝。

前日の試合とは変わって重い立ち上がりとなり信州に終始リードされてしまう。
しかし、粘り強く我慢し続け、第4Qに逆転すると高さのアドバンテージを生かして勝利した。
比江島が欠場の中、加入したばかりのLG・ピークがコンディションが万全でない中でもチームにフィットする一端をみることができた。

宇都宮vs信州
84-74
15-1st-20
20-2nd-19
21-3nd-24
28-4th-11

得点
#22ライアン・ロシター21
#40ジョシュ・スコット15
#9遠藤 祐亮14
#4ジェフ・ギブス12
#7テーブス海10


■ 試合展望
前日の試合は、立ち上がりからリードをしたまま22点差で勝利したブレックス。
しかし、昨シーズンB2で40勝7敗と圧倒的な戦績を残しB1昇格した信州ブレイブウォリアーズ。
前節の秋田ノーザンハピネッツ戦でも1戦目の敗戦から見事に立て直して2戦目は接戦を期すなど、油断ができない相手である。
チームを束ねるHCは、2017-2018シーズンにブレックスでアシスタントコーチを務めた勝久マイケルで、ブレックスのこともよく知っている。

今季はホーム4連戦からスタート。
ホームで連勝し、次節からの東地区の強豪相手に弾みをつけたいところだ。


■ 観戦レポート
比江島が欠場の中、前日同様に渡邉をスターティング5に起用。

信州の西山に先制の3Pシュートを決められるなど、第1Qに6本の3Pシュートを決められてしまう。
ブレックスは、ロシターやスコットがインサイドから得点するが、15対20で信州にリードされ第1Qが終了。

第2Q、信州のディフェンスに苦しみ、なかなかリズムを掴めない。
信州のホーキンソンのダンクで19対26となったところでタイムアウトを取り流れを断ち切ろうとする。
鵤、遠藤の3Pシュート、ピークのバスケットカウントで点差が詰めるが、第2Q終了間際に信州の西山に3Pシュートを許し、35-39で前半終了。

第3Q、スコットが渡邉のスティールからの得点も含めて3連続得点し逆転するが、信州の連続得点を許し再びリードされてしまう。
終了間際には、信州の西山に切り込まれ得点を許してしまい、56対63でリードを許したまま第3Qが終了。

最終Q、ギブスがインサイドで力強く得点すると、#ピークのアシストから遠藤が3Pシュートを決めて逆転。
粘り強く守りながら、ロシターがゴール下を果敢に攻めるなど、一気にリードを広げる。
最後まで信州に苦しめられるが、84対74で逆転勝利し、開幕からホーム4連勝とした。



■ 試合写真 (©B.LEAGUE)



■ ヘッドコーチ/選手コメント
■安齋HC
信州は、先週も2試合目はしっかりアジャストして自分たちのやることをやりきるが出来ていたいので警戒はしていたんですけど、マイクの戦術も選手たちの遂行力も高いなと思いました。

ずっとビハインドの状態で、なかなか自分たちの流れに持ってこれなかった。
本当に我慢するしかないという感じで、最後の最後で体力の部分だったりもあって、後半ディフェンスの圧をかけて削っていくというところも、選手たちがやってくれたんで、最後にそこが効いたかなと。
本当に勝ち切れて良かったと思います。

来週からまた東の上位チームとの対戦がずっと続くので、1試合1試合しっかりと自分たちのバスケットが出来る準備を来週までやっていきたいと思います。

本当に苦しい試合でしたし、こういうゲームって相手がどこであろうと、ずっと続くと思うので、そこで勝つか負けるかで全然違って、今日そこで勝ち切れるよう選手が頑張ってくれたのが一番の収穫でした。
LGも入って1週間ですけど、かなりディフェンスの部分での圧であったり、ローテーションであったり、オフェンスもそうですけど、この短い期間でフィットしてくれて、比江島がちょうどいなかった今週を繋いでくれて助かった。

遠藤の自分がチームを引っ張っていくという気持ちを見れた部分もあって、そういうところがプレイにも出て、劣勢の時にかなりアタックした時間もあった。

信州は本当にメンバーも少ない中で、本当にファイトしていて素晴らしい試合になりました。
そういう中で我慢しながら試合をするというのが、プレシーズンから中々なくて、千葉とやったら逆に10点行かれるときもあると思うし、そういう時に自分たちが何を崩さないで、保っていかなければならないのかを今日のゲームで少しそれが出来たというのがあったので、繋げていけるかなと思います。


■ライアン・ロシター選手
選手が欠けるチームと戦う時は、自分たちのエナジーが下がってしまって、逆に相手チームは気持ちが入った試合になる状況は、何となく予測はしていた。
ハーフタイムに最後までパニックにならずにしっかりと自分たちのバスケットをやり続けようという話をして、第4Qの最終の局面では、サイズでアドバンテージがある高さのあるところを生かして、しっかり勝ちに繋げることが出来た。

序盤は高さのアドバンテージを付くというよりも、自分たちのチームバスケットをして、自分たちのバスケットをしてプレイしたかった。
今後、シーズンが進むにつれて他のチームとやっていく中で、自分たちのバスケットボールというのが、しっかりとボールをシェアして全員で戦っていくというスタイルなので、今後そういう試合に備えていくためにも、序盤はそういった狙いでやっていた。
最終的にはインサイドを狙うバスケットボールになって、最終的には勝つことができた。
別に信州が悪いチームということではなくて、現実としてビックマンの外国人選手だったりが欠いている状態だったので、サイズが足りていない状態のチームに対してだったということ。


■遠藤選手
自分たちのディフェンスを確認しながらというところでしたけど、相手もしっかりとスカウティングをしていて、そこをうまくやられた。
自分たちの中で解決できなくて、気持ちよくやられる部分が多かったので、自分たちがしっかり出来たら前半の段階からもっとしっかりできたんじゃないかと思います。

毎年毎年、我慢し続けて最後に4Q目で勝ち切るというのが、ブレックスのスタイルだと思うし、最後まで諦めないというのが、自分たちのやりたいことなので、3Qまでは本当に悪かったですけど、4Q目に巻き返せたというのが、良かったと思います。

自信というのは何年か前に出てきて、自分の思うようなプレーが出来てきたし、信頼出来る仲間がいる中で、出来ないこととかを言い合えて、サポートしあえているのが、自分のパフォーマンスにも繋がっていると思うので、仲間のおかげと思っている。
一つのピックアンドロールで打開する余裕というか、そういうのも今シーズンは出てきていると思うし、そこでの判断というのは、もっと詰めていかないと行けないと思いますけど、今日のゲームは終盤にああいう場面で自分がやるぞという気持ちというのは毎試合持っているし、そういうメンタルというのが4Q目につながったのかなと思います。

40分間気持ちを切らさないというのは、ブレックスはずっとやってきて、それが今日も体現できたと思うし、新しく入ってきた選手もそれを分かってくれたと思う。
千葉に対しても40分間戦っていけたらと思います。


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