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| 3月11日(水) 茨城ロボッツ戦 |
2026/3/12掲載 |
■ 主力不在の中で総力戦を制す
| 宇都宮 | vs | 茨城 |
| 90 | - | 84 |
| 25 | -1st- | 21 |
| 22 | -2nd- | 18 |
| 17 | -3nd- | 22 |
| 26 | -4th- | 23 |
| 得点 |
| #9 | グラント・ジェレット | 23 |
| #25 | D.J・ニュービル | 17 |
| #9 | 遠藤 祐亮 | 16 |
| #33 | ギャビン・エドワーズ | 12 |
| #12 | 高島 紳司 | 7 |
| #7 | 小川 敦也 | 4 |
宇都宮ブレックスは3月11日、茨城ロボッツと対戦し、90–84で接戦を制した。
選手は、今季初の黒をベースとしたサードユニフォームで試合に臨んだ。
立ち上がりは茨城ロボッツに連続得点を許す苦しい展開となったが、ニュービルのアシストからエドワーズやフォトゥが得点し、渡邉のフローターで同点に追いつく。
ジェレットが内外から加点し拮抗した時間が続いたが、第1Q終了間際に遠藤が3Pシュートを沈め、25対21とリードを奪った。
第2Qは茨城ロボッツに2本の3Pシュートを許すなど、守備の綻びから一時28対34と逆転を許した。
しかし、ニュービルと高島の3Pシュートで同点に戻すと、小川の鋭いドライブで再び流れを引き寄せ、47対39で前半を折り返した。
後半開始直後、遠藤の3Pシュートとフォトゥの得点で勢いに乗るかに見えたが、茨城ロボッツの反撃に遭い再び逆転を許す。
それでも、我慢の時間帯をジェレットが連続得点で支え、64対61で最終Qへ。
第4Qは遠藤とエドワーズの連続3Pシュートでリードを広げ、竹内のアシストからジェレットが豪快なダンクを叩き込むなど、主導権を渡さなかった。
終盤にAND1を許す場面もあったが、遠藤がこの日4本目の3Pシュートを沈めて勝負を決めた。
遠藤が4本の3Pシュートを含む16得点、ジェレットは9本中8本のフリースローを沈め、チーム最多の23得点を挙げた。
■ 若手の台頭とベテランの存在感
コロネルHCは「コートに立った全ての選手がそれぞれしっかり貢献し、その積み重ねで接戦を勝ち切れた」と、総力戦を勝因に挙げた。
比江島の欠場に伴い、小川と高島をスターターに起用。
「期待が高いからこその起用」と語り、短いプレーながら質の高いプレーを見せた高島、スピードで攻守に存在感を示した小川を評価し、3人のビッグマンを同時に起用した「スリービッグ」のラインナップでもゲームを巧みにコントロールしたと称えた。
■ コミュニケーションが勝利の鍵
この試合で最長となる26分以上の出場を果たしたのがベテランの遠藤だ。
比江島の欠場、高島のファウルトラブルとウイング陣が手薄な中、攻守両面で大きな役割を担った。
「いろんな選手がいろんな役割をしっかり果たしていた」とチーム全体の奮闘を称えつつ、自身は「ポイントのディフェンス」を特に意識していたと語る。
終盤の勝負どころで沈めた3Pシュートについては「最近ああいう場面はあまりない」としながらも、冷静に決め切った。
B.LEAGUE全体のレベルが上がる中で「自分のできることもわかってきて、もっとやらないといけない」とさらなる成長を誓った。
また、課題としてディフェンス面の連携不足を挙げ「コミュニケーションで解決できる」と強調。
長く共にプレーしてきたメンバーでも「喋らないでやられる場面が多い」とし、昨季のチャンピオンシップで見せた強固な守備を取り戻すためには、全員が同じ意識を共有することが不可欠だと語った。
■ 遠藤さんがノーマークなら絶対に見逃さない
小川は試合序盤の守備で課題があったことを認めつつ、タイムアウトやプレーの合間に飛んでくる具体的な指示を受けながら修正を図ったと振り返る。
また、同じ時間帯にプレーすることが多い遠藤について「波がなく、リーグトップクラスのシューター」と評価。
「ノーマークなら絶対に見逃さないようにしている」と語り、仲間を生かす姿勢を示した。
■ 総括
比江島を欠く中での一戦だったが、遠藤の勝負強さ、ジェレットの安定した得点力、若手の台頭、そして新たな戦術オプションである「スリービッグ」の発見と、収穫の多い勝利となった。
この苦しい状況を乗り越えた白星は、宇都宮ブレックスにとって今後の戦いに向けて大きな財産となる。
■ 取材写真
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