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5月2日(土) 琉球ゴールデンキングス戦 2026/5/3掲載

■ 勝敗を分けた“判断力”と“準備”

宇都宮vs琉球
83-82
24-1st-19
20-2nd-25
21-3nd-19
18-4th-19

得点
#33ギャビン・エドワーズ21
#9グラント・ジェレット20
#25D.J・ニュービル13
#6比江島 慎12
#9遠藤 祐亮6
#12高島 紳司3

宇都宮ブレックスは5月2日、日環アリーナ栃木で行われた琉球ゴールデンキングスと対戦し、83対82の劇的な勝利を収めた。

リードチェンジは幾度も繰り返され、最後の最後まで勝敗が読めないハイレベルな攻防だった。

コロネルHCが「どちらが勝つか最後まで分からない、ものすごい試合だった」と語ったように、チャンピオンシップを見据える両者の意地がぶつかり合った一戦となった。

第1Q、立ち上がりは琉球ゴールデンキングスに先制を許したものの、ギャビン・エドワーズが立て続けに3本の3Pシュートを沈めて主導権を奪う。
さらにジェレットも外から決め、1Qを24対19のリードで終えた。

第2Qも宇都宮ブレックスの外角が好調だった。

小川のインサイド、エドワーズと高島の3Pシュートで点差を広げかけたが、琉球ゴールデンキングスがペイントアタックで盛り返す。

終盤にフリースローで追いつかれ、44対44の同点で前半を折り返した。

第3Qは琉球ゴールデンキングスの連続得点で逆転をされるが、比江島の3Pシュートですぐに取り返す。

ニュービルのアシストからジェレットが決め、竹内もミドルシュートを沈めるなどしたが、琉球ゴールデンキングスに連続得点され同点へ。

互いに3Pシュートで応酬する展開の中、終了間際に比江島がジャンプシュートを沈め、65対63で最終Qへ。

第4Qは琉球ゴールデンキングスが流れをつかみ、69対73でリードされるが、遠藤がコーナーから3Pシュートを決め、エドワーズのAND1やジェレットの得点で食らいつき、試合はクロスゲームへ。

残り9.2秒、ニュービルがフリースローを外した直後、宇都宮ブレックスはトラップディフェンスを敢行。

ここでエドワーズが相手の不意を突くスティールを成功させ、勝負の流れを引き寄せた。

ファウルを獲得したエドワーズは、1本目のフリースローを沈め83対82とすると、2本目はわざと外し、宇都宮ブレックスが激闘を制した。


■ どちらが勝つか最後まで分からない、ものすごい試合だった
試合後、コロネルHCは「どちらが勝つか最後まで分からない、ものすごい試合だった」と試合全体を総括し、終盤のトラップについては「ファウルが残っていたので、トラップから継続してプレッシャーをかける判断だった」とコメント。

また、試合前に語っていた“基礎の徹底”について問われると「完璧なバニラアイスにはまだ足りない部分もあるが、良いところは多かった」と独特の比喩でチームの成長を語った。

さらに、地区優勝を決めた後の試合運びについては「コンディションとクオリティの両方を保つバランスを取れた」と満足感を示した。


■ 効率の良いプレーを選ぶようになった
この日、キャリアハイの5本の3Pシュート成功数を記録したギャビン・エドワーズは、前半に複数の3Pシュートが決まり、リズムに乗ったことで継続的に狙う判断が強まったという。

終盤のスティールについては「相手の動きが見えた瞬間に“行ける”と思った。究極的には自分の判断だった」と勝負勘の冴えを明かした。

また、年齢を重ねたことでプレースタイルを変化させている点についても触れ「常にビッグマン同士でぶつかり合うより、3Pシュートを打つ方が今の自分には効率的だ」と効率の良いプレーを選ぶようになったと語った。


■ 来ると思っていなかった。こういう経験はCSで必ず財産になる
琉球ゴールデンキングスの桶谷HCは、敗戦直後の率直な心境として「人生でもなかなかない負け方」と悔しさをにじませた。

終盤のターンオーバーについて「トラップに来ているのに、受けに行く動きができなかった。日頃の準備の問題」とチームとしての課題を指摘した。

ただし「こういう経験はCSで必ず財産になる」と前を向き、チームの成長につなげる姿勢を示した。


■ 総括
宇都宮ブレックスは、主力のコンディションを維持しながら質の高いバスケットを貫き、接戦を勝ち切り、琉球ゴールデンキングスは、内容としては十分に勝機をつかんでいたが、最後の数プレーで流れを失った試合となった。

1点差の攻防が示したのは、CSでの“1プレーの重み”そのもの。

この試合は、両チームにとってチャンピオンシップへ向けた重要な示唆を含む一戦となった。


■ 取材写真

■5月2日(土) 琉球ゴールデンキングス戦


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