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5月9日(土) クォータファイナル 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 2026/5/10掲載

■ 19点リードを守れず…CS初戦は黒星スタート

宇都宮vs名古屋
82-89
21-1st-16
25-2nd-15
21-3nd-35
15-4th-23

得点
#25D.J・ニュービル27
#34グラント・ジェレット13
#6比江島 慎11
#33ギャビン・エドワーズ8
#9遠藤 祐亮6
#12高島 紳司6

B.LEAGUE ラストシーズンのチャンピオンシップが始まった。

試合会場は、来場者全員に配布されたTシャツで黄色一色に染まった。

クォーターファイナル初戦。宇都宮ブレックスは名古屋ダイヤモンドドルフィンズを相手に前半最大19点のリードを奪いながら、後半に守備強度とリバウンドで押し込まれ、82対89で痛恨の逆転負けを喫した。

第1Q、立ち上がりは宇都宮が主導権を握った。

エドワーズの3Pシュートで先制すると、比江島のアシストから竹内が得点。

さらにトランジションからニュービルが豪快なダンクを叩き込み、11対4とした。

名古屋Dの3Pシュートに対しても、遠藤、エドワーズ、ニュービルが打ち返し、21対16で第1Q終了。

第2Qに入っても勢いは止まらなかった。

鵤のアタック、ジェレットのジャンパー、高島の3Pシュートと多彩な得点が続き、粘り強い守備で名古屋Dを31点に抑えた。

前半終了間際には比江島が3Pシュートを沈め、46対31と15点リードで折り返した。

後半開始直後はニュービルと比江島の3Pで突き放すかに見えたが、ここから試合の空気が変わる。

名古屋Dが守備強度を一段上げ、宇都宮は前半の勢いを失ってしまう。

ターンオーバーが増え、名古屋Dに7連続得点を許すと、連続3PとAND1で一気に追い上げられ、ついに逆転を許した。

それでも比江島がフリースローを決め、67対66と1点リードで最終Qへ。

第4Q序盤、高島とニュービルの3Pシュートで再びリードを奪う。

しかし、名古屋Dの執拗なトラップとリバウンドで主導権を握り返され、終盤はオフェンスが停滞し、名古屋Dに連続得点を許してしまう。

宇都宮は82対89で逆転負けで黒星スタートとなった。。


■ 歩き始めた瞬間、流れが変わった
コロネルHCは「前半は良かったが、後半は自分たちが歩いてボールを運ぶような強度の低いプレーになった」とテンポが落ちたことで、相手に巻き返す状況を招いたとした。

初戦でシリーズを決めることはできないので「自分たちが勝っても負けてもやることは同じ。明日に向けてフィジカルもメンタルも準備するだけ」と次の日のために良いパフォーマンスができるように切り替える意識を選手たちに伝えている。


■ 比江島『今季で一番ひどい内容』
比江島は「試合の入りに関してはすごく良かったと思うし、プラン通りに進んで、エナジーもしっかり出しながらできた」と語り、前半は理想的な試合運びを見せた。

しかし、後半に入ると状況は一変。「オフェンスもうまくいかず、そのままディフェンスの方でもズルズルいってしまって、逆に後半は完全に向こうの方がエナジーで上回っていた」と、攻守両面で主導権を握られたことを認めた。

「CSでエナジー負けしている時点でおかしい。明日は危機感を持って臨むしかない」と厳しい表情で語った。


■ 疲労ではない。遂行力の問題
ニュービルは、終盤の停滞について「疲労か、遂行力の問題か」と問われ「疲労ではない。遂行力の問題」と明確化。

「タフな試合だった。名古屋Dは後半の修正が素晴らしかった」と評価し、後半の流れを左右した要因として、相手のオフェンスリバウンド(17本)と自軍のターンオーバー(19個)を挙げ、「この2つが起きるとプレイオフでは勝てない」と明言した。

また、ボール離れ後の連動に課題があったとし「トラップへの対応は自分たちの問題。明日は修正しないといけない」と次戦への姿勢が示された。


■ 総括
宇都宮は前半の完成度の高いバスケットは影を潜め、後半は名古屋Dの守備強度とリバウンドに押し込まれた。

特にオフェンスリバウンド17本、ターンオーバー19個という数字が象徴するように、後半の遂行力とエナジーで大きく差が出た。

シリーズ突破には、翌日の第2戦での修正が不可欠だ。

比江島が言うように「危機感を持って」臨めるかが鍵になる。


■ 取材写真

■5月9日(土) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦


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