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9月13日(土) プレシーズンゲーム 滋賀レイクス戦 2025/9/14掲載
深刻なシュート不振で得点伸びず

宇都宮vs滋賀
54-78
17-1st-18
10-2nd-23
14-3nd-18
13-4th-19

得点
#10竹内 公輔12
#42アイザック・フォトゥ12
#6比江島 慎8
#25D.J・ニュービル6
#17星川 開聖5
#34グラント・ジェレット4

プレシーズンゲーム第3戦目は、大田原市の県北体育館で滋賀レイクスを迎えての対戦。

「本当にシュートが入らなかった」とコロネルHCは得点力不足を最大の敗因として挙げたが、シュートが入らなかった具体的な要因については「特にない」と述べるにとどまった。

チームの武器であった3Pシュートは、試投数42本に対して成功はわずか5本の成功率11.9%だった。

点差が大きく開いていく状況での采配については、「点差を縮めることよりも、残された時間で何がチームにとって最大のメリットになるかを考えた。若手選手を起用し、彼らがこの状況で得られる学習と経験は、ベテラン選手にとってよりもはるかに価値がある」と述べ、目先の勝敗よりも将来を見据えた選手起用をしたことを明かした。

竹内選手は、「強いブレックスを見に来てくれるファンの皆様に対して申し訳ない」と言及し、個人としては終盤に得点を伸ばしており「若い選手が多く出場していた中で、若手を生かす部分と、必要な場面では自らが引っ張る意識を持ってプレーした」と振り返った。

初めて先発起用された星川選手は、チームは「最後まで修正しきれなかった」と総括し、個人としては、与えられた役割であるディフェンス面でエナジーをもたらしつつ、オフェンスでの改善の余地を認めた。
オフェンスではミスが続いたが、それを“ネガティブ”に捉えず「アグレッシブに攻めた結果」として、「改善に向けてワークアップと練習で修正していきたい」と意欲を示した。

コロネルHCはプレシーズンマッチ3試合を振り返り、「どの選手がチームに貢献できるか、できないかが非常に明確になった」と、大きな収穫があったことを強調し、これから日本人のスモールフォワードの価値が非常に高くなるため、彼がその兆しを見せたことは本当に心強い」と、今後のキーマンとして星川選手の名前を挙げた。

3日後には栃木から移動し、9月19日(金)から始まるクラブチーム世界一を決める大会「FIBAインターコンチネンタルカップ2025」に挑むBREX。

インターコンチネンタルカップに向けて、コロネルHCは「練習では高いレベルのバスケットボールができる。それをいかに一貫して、そして頻繁に発揮できるかだ」と安定感が鍵になるとし、「相手は世界のベストチーム。我々がベストな状態でなければ話にならない。自分たちのベストを尽くすことに集中し、それが達成できれば、最高のチャンスを掴むことができるだろう」と自信と課題を語った。

竹内選手は、「この夏から積み上げたことを“試す”というより、勝ちに行く仕上げをする」と語り、「結果はわからないが、自分たちらしいプレーを」と、去年のような強かった時のバスケットスタイル回帰を誓った。

プレシーズンの負けがすべてではない。だが、「最初のトーン」を握れなかったという自己分析は、開幕1カ月前の現実を映す。
問われるのは、経験値のある主力と伸び盛りの若手が、どれだけ早く同じ基準に到達できるかだ。BREXが掲げる“らしさ”の再起動は、シンガポールのコートから始まる。



■ 取材写真

■9月13日(土) プレシーズンゲーム 滋賀レイクス戦


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