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10月11日(土) 島根スサノオマジック戦 2025/10/12掲載
驚異の3P成功率で圧倒

宇都宮vs島根
101-81
26-1st-21
26-2nd-26
23-3nd-15
26-4th-19

得点
#42アイザック・フォトゥ26
#9遠藤 祐亮17
#33ギャビン・エドワーズ16
#25D.J・ニュービル12
#18鵤 誠司11
#6比江島 慎6

宇都宮ブレックスは、ホーム開幕戦で島根スサノオマジックを迎え撃ち、開幕3連勝を飾った。

試合は、前半こそ相手の猛攻に苦しんだものの、後半に圧巻のパフォーマンスを披露し、特にチーム全体で51.4%という驚異的な成功率を記録した3Pシュートが光った。

コロネルHCは、高確率の3Pシュートについて、「もし特定の指示でこの数字が出せるなら、毎日言うだろう」と笑顔を見せ、要因は「良いスページングを保つこと、ボールをシェアすること」などの結果と説明。
「今日はグラフで言えば一番高い位置にいる日だったが、波があったとしても、パフォーマンスの最低ラインを高く保ち続けたい」と、一過性の成功に浮かれることなく、安定した強さを見据える。

特にこの日の試合で大きな存在感を示したのは遠藤だろう。
6本中5本の3Pシュートを沈め、チームに貢献した。

プレシーズンから得点面で苦しんでいたが、「入っても入らなくても、自分的には空いたら打つっていうのを変えずにやった結果、今日入ったことを継続していければいいなと思う」と、例えシュートが外れてもセカンドチャンスに繋がるなど、チームに貢献できれば良いと考えている。

シュートタッチの向上の背景には、地道な努力の積み重ねがある。
今シーズンは、ポジションごとにアシスタントコーチがつき、練習後には試合と同じスピードと状況を想定した「ゲームライク」なシューティングを続けているという。

「練習後なんでめっちゃきついんですけど、それをチームメイトと一緒にやっているのが、今は良い方向に向いているかなと思います。」と、昨シーズン届かなかった3P成功率40%超えを目標に揚げた。

今シーズンは、ベンチスタートを任されている遠藤だが、プレシーズンから同ポジションの高島選手との競争があるとコロネルHCから伝えられていたという。

過去にベンチからスタートした際は「すごい難しさを感じていた」と言うが、今シーズンの心境は大きく異なっていた。

「プレシーズンから本当に、自分的には良いバックアップの準備っていうのがたくさんできていて、シーズンが始まってからもそれが気持ち的にもプレー的にもいい方向に向いていた。バックアップ選手として、今は良く出来ているんじゃないかなと思う。」と、お互いの長所を生かし、役割分担をしながら高め合っている健全な関係性が、チーム全体の強さに繋がっているようだ。

また、外国人選手のジェレットが欠場する中、アイザック・フォトゥが攻守にわたり存在感を発揮した。

コロネルHCは「彼はプレシーズンの初日から素晴らしいコンディションで戻ってきた。チームのシステムへの理解も深まり、これまで見せなかったようなプレーも出ている」と高く評価し、「必要な時にレベルを引き上げてくれる彼のメンタルタフネスは素晴らしい」と絶賛した。

フォトゥは、73.3%という高いシュート確率でチーム最多の26点を挙げ、「一つのプレーに固執するのではなく、ポストアップやスクリーンをセットするだけの選手じゃなく、チームに貢献できることはすべてやっていきたい。その中でいろんなふうに決められたり、違うプレーができたりしていたので、その結果がでたと思う。」と単一の役割に留まらない多面的な貢献でチームを支え、相手の守備に読まれないプレー選択や味方が「ビックマンを良い位置で見つける」連携の良さも数字を押し上げた要因だった。

開幕から3連勝と盤石の強さを見せる宇都宮ブレックス。
後半に見せた守備の修正力、システムに裏打ちされた得点力、そして逆境で輝く選手の存在は、王者としての自信と深みを物語っている。
連覇への道は始まったばかりだが、チームは確かな手ごたえと共にシーズンを進んでいく。

次戦以降、守備の強度をいかに持続・再現し、相手に応じて攻撃の多様性を発揮できるかが、連勝の鍵となるだろう。



■ 取材写真

■10月11日(土) 島根スサノオマジック戦


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