


|
|
| 12月14日(日) 三遠ネオフェニックス戦 |
2025/12/15掲載 |
三遠ネオフェニックスに敗れ、東地区3位に後退
| 宇都宮 | vs | 三遠 |
| 79 | - | 93 |
| 25 | -1st- | 21 |
| 19 | -2nd- | 28 |
| 16 | -3nd- | 27 |
| 19 | -4th- | 17 |
| 得点 |
| #25 | D.J・ニュービル | 25 |
| #33 | ギャビン・エドワーズ | 20 |
| #42 | アイザック・フォトゥ | 16 |
| #6 | 比江島 慎 | 6 |
| #34 | グラント・ジェレット | 6 |
| #7 | 小川 敦也 | 4 |
ブレックスアリーナ宇都宮に三遠ネオフェニックスを迎えての第2戦目。
前日の試合で、最大19点差から逆転勝利し、今シーズン最長タイの6連勝としたブレックス。
B.LEAGUEの通算ホームゲーム入場者数も100万人を突破した。
14日もチケットは完売し、4,391人のファンが来場した。
試合はリードチェンジを繰り返しながら進んだが、第3Qに点差を離され、ブレックスも食らいつこうとしたものの、最後まで主導権を握ることができずに79対93で敗れた。
コロネルHCは「相手は非常に速いペースでボールを動かし、素晴らしいバスケットボールを展開していた」と称賛しつつ、遂行力の不足が点差を縮められなかった要因だ」と課題を指摘した。
また、相手のオフェンスレーティングが「134」という驚異的な数値を記録したことに触れ、「この数値では勝利することは不可能。この部分を修正していかなければならない」と厳しい表情で語り、それを結果に結びつけるためのプレー精度が不足していたことが、この日の敗戦に直結した。
エドワーズは「一番やられたのはやはりファストブレイク。簡単な得点を許してしまった」と述べ、トランジション(攻守の切り替え)の局面での対応が勝敗に直結したと分析した。
この日、20得点と印象的なブロックショットを記録するなど個人としては好調だったエドワーズだが、自身のプレーについては「そこそこ」と控えめな評価を下した。
「ディフェンス面でミスをしてしまい、相手に与えるべきではない得点を許してしまった場面もあった」と反省点を口にし「もっと良くできたところ、改善できるところはたくさんある」と、さらなる向上に意欲を見せた。
ブレックスはEASL(東アジアスーパーリーグ)や天皇杯など、公式戦が続く過密日程を戦っており、12月17日(水)にはEASLの試合を控えている。
連敗からの気持ちの切り替えについて問われるとエドワーズは「このリーグで長くプレーする中で、過去の試合は早く忘れ、次の試合に全力を尽くすことを学んだ」と語り、Bリーグのレギュラーシーズン60試合に加え、天皇杯やチャンピオンシップなど、過密な日程を戦い抜くためには、体のケアと共に、常に前を向くメンタリティが不可欠だと強調した。
コロネルHCは「理想的には、修正すべき点をコートで練習して試合に臨みたいが、その時間がないのが現状だ」と吐露した。
過密日程のため、練習時間を十分に確保できない状況は、チームにとって大きな挑戦となる。
このような状況下で選手たちに求められるのは、ビデオ分析やウォークスルーといった限られた機会で戦術を理解し、吸収する高い学習能力であると強調した。
「選手たちは回復と怪我の予防に努めながら、この状況に適応する方法を学ばなければならない」と、メンタル面とフィジカル面の両方でのプロフェッショナリズムを求めた。
ブレックスは本日の試合で敗れ、同率だった千葉ジェッツとレバンガ北海道が勝利したため、東地区3位に順位を下げた。
今回の敗戦はブレックスにとって痛いものとなったが、次のEASLでのソウルSKナイツ(韓国)戦に向けて準備を進め、再びB.LEAGUEの試合に臨みたい。
■ 取材写真
|
| 2025-2026シーズン |

特集・取材レポート
|