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| 9月26日(土) 横浜ビー・コルセアーズ戦 |
2026/9/27掲載 |
■ 6,206人のファンの前で、開幕戦勝利!
| 宇都宮 | vs | 横浜 |
| 88 | - | 78 |
| 21 | -1st- | 21 |
| 23 | -2nd- | 8 |
| 20 | -3nd- | 19 |
| 24 | -4th- | 30 |
| 得点 |
| #3 | トレイ・ケル Ⅲ | 19 |
| #42 | アイザック・フォトゥ | 16 |
| #10 | 竹内 公輔 | 13 |
| #18 | 鵤 誠司 | 13 |
| #33 | ギャビン・エドワーズ | 10 |
| #7 | 小川 敦也 | 6 |
9月26日、日環アリーナ栃木で行われたB.LEAGUE 2026-27シーズン開幕戦。
宇都宮ブレックスは横浜ビー・コルセアーズを88対78で下し、B.PREMIERリーグでの初陣を白星で飾った。
試合は、ケルⅢのアシストからエドワーズが先制。
序盤から守備の強度が高く、横浜ビー・コルセアーズの攻撃を抑えながらケルⅢ、フォトゥらが得点を重ねた。
一時は横浜ビー・コルセアーズに7連続得点を許したものの、小川のドライブ、荒川の3Pシュートで流れを渡さず 21対21で第1Q終了。
第2Qは、トランジションから鵤の3Pシュートが決まり、ここからブレックスが一気に加速。
竹内がショットクロックぎりぎりのシュートや巧みなステップで連続得点し、鵤、遠藤の3Pシュートも決まる。
守備では横浜ビー・コルセアーズをわずか8点に抑え、44対29と15点リードで前半を折り返した。
第3Qはフォトゥの3Pシュート、ケルⅢのフリースローで加点。
横浜ビー・コルセアーズの反撃を受ける場面もあったが、荒川がスティールから得点し悪い流れを断ち切り、64対48とリードを保ったまま最終Qへ。
第4Qは竹内がゴール下で確実に得点し、ケルⅢのジャンパー、高島のオフェンスリバウンドからの得点で突き放しにかかる。
しかし、横浜ビー・コルセアーズが3PシュートとAND1で追い上げ、会場の空気が一気に緊迫。
それでもブレックスは最後まで集中力を切らさず、88対78で開幕戦を勝利した。
■ 守備の強度とボールシェアが勝利の鍵
ラファエレHCは、初陣を白星で終えたことに安堵しつつ「いいスタートが切れたことが一番。オフェンスでは多くのアシストでボールをシェアでき、ディフェンスもコントロールできていた。ただ、コンディショニングはまだ課題。40分間同じ強度を保つのは難しい。全員が戦える状態を整えていきたい」と、チームの成長余地についても言及した。
また、新キャプテン鵤については「彼は非常に高いIQを持つ選手。驚く選択もあったが、共通理解を深めながら進めていきたい」と、試合中の選択について丁寧にコミュニケーションを取っていたことを明かした。
さらに、日本人選手のみのラインナップについて問われると「誰がコートに立つかは国籍ではなく“今の状況で最適かどうか”。日本人でも問題ないし、信頼している」と、選手起用の柔軟性を強調した。
■ まだまだ良くなる。細部の改善を続けたい
チームの中心として期待されるケルⅢは、自身のプレーについて「悪くはなかったが、もっとできることがある」と述べ、満足することなく、さらなる高みを目指す姿勢を示した。
特に第1Qの横浜ビー・コルセアーズの速攻については「コミュニケーションや判断の細かい部分でミスがあった」とチームのオフェンスが相手に簡単な得点機会を与えてしまったと分析。
チーム全体の課題について問われると「オフェンスの原則を遂行すること」が重要だと語った。
シーズンオフから取り組んできた戦術理解は深まっているとしつつも「まだ全てが進行中。コーチがオフェンスで何を達成したいのかを理解し、練習してきたことをもっと良くしていく必要がある」と述べ、チームとして完成度を高めていく必要性を強調した。
この日の試合では、練習の成果が見える場面もあったとし「向上している部分はあると思う」と手応えも口にした。
しかし、現状に満足することなく、シーズンを通してチームの連携やプレーの流れをより良くしていくことに意欲を見せた。
■ 与えられた役割に応えられたことが一番うれしい
「緊張した」と開幕戦を振り返った竹内。
「こんなに(長く)プレーするとは思っていなかった。いい意味で驚いたし、それに今日応えることができて、いいスタートダッシュが切れたかなと思います」と、自身のパフォーマンスに満足感を示した。
今シーズン、指揮官から与えられた役割はこれまでと大きく異なっていたという。
「何よりも与えられた役割が変わり、しっかりそれに応えられたことが一番良かった」と強調。
昨シーズンは交代出場でプレータイムをつなぐ役割が主だったが、この日は長い時間コートに立ち、チームの勝利に大きく貢献した。
「長い時間コートに置いてくれた監督には感謝しかない。この試合だけで終わらせず、続けていきたい」と、今後のシーズンへの意欲を語った。
今季から導入された新ルールは、日本人ビッグマンにとっては厳しいものになるとの見方もあった。
しかし竹内は「正直、監督次第じゃないかなと思います」と冷静に分析する。
チームの戦術やローテーションによっては、むしろビッグマンにとってチャンスが生まれる可能性を示唆し「新しいチームの中で、ビッグマンも含めていろいろ可能性が広がっていると思う」と語った。
エドワーズとの同時出場など、これまで見られなかったコンビネーションも生まれており、チームとしての戦術の幅も広がっているようだ。
ベテランの域に入った自身にとっても、この変化は「この先残り59試合、どうなるんだろうっていうワクワク感」につながっているという。
日本代表を経験した若手2人の選手についても言及し、
開幕戦という独特の雰囲気について「僕も20年目だけど、未だにちょっとふわふわするし、緊張する」と自身の経験を明かしつつ、若い選手たちには特別な声掛けはしなかったという。
その理由として「彼らはBリーグのトップ選手。それぐらいの力がある」「今のままやっていても十分に成長していける」と、彼らの能力に絶大な信頼を寄せていることを明かした。
日本代表での経験が、国際舞台で求められる対応力やイレギュラーな事態への対処能力を磨いたと分析し「彼らの良い部分がチームに還元された」と、チームにもたらした好影響を評価した。
■ 総括
この日のブレックスは「守備の強度」「ボールシェア(アシスト)」「日本人選手を含めた柔軟なローテーション」「ベテランと若手の融合」といった新体制の特徴が随所に表れた。
終盤の課題は残るものの、ラファエレHCが掲げる「40分間高い強度で戦うバスケット」への道筋は確かに見えた開幕戦だった。
コンディショニングの改善、判断の質向上、連携の深化と、課題と収穫がはっきりしたブレックスは、ここからさらに加速していくことになる。
新体制でスタートを切ったチームが、どのような化学反応を見せるのか。
この先の戦いから目が離せない。
■ 取材写真
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| 2026-2027シーズン |

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