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| 10月21日(水) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦 |
2026/10/22掲載 |
■ 第3Qに流れを失い名古屋ダイヤモンドドルフィンズに完敗
| 宇都宮 | vs | 名古屋 |
| 69 | - | 98 |
| 19 | -1st- | 24 |
| 26 | -2nd- | 24 |
| 15 | -3nd- | 31 |
| 9 | -4th- | 19 |
| 得点 |
| #23 | オーティス・フレイジャー Ⅲ | 19 |
| #6 | 比江島 慎 | 12 |
| #24 | 荒川 颯 | 12 |
| #33 | ギャビン・エドワーズ | 11 |
| #42 | アイザック・フォトゥ | 9 |
| #7 | 小川 敦也 | 6 |
宇都宮ブレックスは10月21日、ブレックスアリーナ宇都宮で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦し、69対98で敗れた。
昨シーズンのチャンピオンシップで涙をのんだ相手との再戦だったが、前節で負傷したトレイ・ケルⅢを欠く中、第3Qに大きく崩れ、ホームで悔しい黒星を喫した。
■ 試合展開
前半は互角の展開
立ち上がりは名古屋Dに連続得点を許したものの、エドワーズや比江島が得点を重ねて応戦。
第1Q終盤には荒川が連続して3Pシュートを沈め、19対24で最初の10分を終えた。
第2QはフレイジャーⅢを中心に追い上げる展開。
フレイジャーⅢのAND1やダンク、比江島の3Pシュートなどで一時は40対39と逆転に成功する。
その後は再び名古屋Dに主導権を握られたが、比江島とエドワーズの3Pシュートで踏みとどまり、45対48と3点差で前半を終えた。
第3Qに流れを失う
勝負の分岐点となったのは第3Qだった。
フォトゥがAND1を決めて追い上げムードを作ったものの、宇都宮は立ち上がりから相次いでターンオーバーを犯す。
名古屋Dはそこを逃さず、速攻や外角シュートで得点を重ね、15連続得点の猛攻を展開した。
荒川が2本の3Pシュートを沈めて反撃したものの流れを変えるには至らず、60対79と19点ビハインドで最終Qへ。
第4QはフレイジャーⅢと小川が意地を見せたが、名古屋Dの強度の高いディフェンスに苦しみ、ターンオーバーから失点を重ねる悪循環に陥った。
最後まで流れを取り戻せず、29点差の69対98で敗れ、昨シーズンの雪辱を果たすことはできなかった。
■ 21ターンオーバーはホームでやるべきではなかった
ラファエレHCは「最初の2Qは同じ方向を向いて戦えていた。しかし第3Qに入って3、4回連続でターンオーバーをしてしまい、最終的に21回のターンオーバーを犯した。ホームゲームでは絶対にやるべきではなかった」と、大量失点につながったターンオーバーを敗因の一つに挙げた。
また、「自信を失ったり、うまくいかないという感覚が残るようなミスを犯したが、そうした点を改善しなければならない」と課題を指摘。
さらに、「今日の後半の姿が本来のブレックスではない」と選手たちへ前を向くよう促したことを明かした。
若手選手については、「荒川や小川らはクラブの未来を担う存在。こうした試合を経験し、成長していかなければならない」と期待を寄せた。
さらに、「ファンの皆さんは勝っても負けても、毎試合最大限のサポートと励ましをくれています。その中で後半に必要な反応を出せなかったことは本当に残念です」と、敗戦の中でも変わらぬ声援を送り続けたファンへの感謝を口にした。
■ オフェンスリバウンドへの責任を口にしたフレイジャーⅢ
ケルⅢ不在の中で積極的にアタックを続けたフレイジャーⅢは、「特に名古屋Dにオフェンスリバウンドで負けたと思う」と、敗戦の要因としてリバウンドを挙げた。
さらに、「後半序盤に名古屋Dが勢いを握り、この試合でより勝ちたいという気持ちを見せた」と振り返った。
自身のプレーについても厳しく分析し、「得点はできたが、リバウンドでもっと貢献できたはず。相手に多くのオフェンスリバウンドを許し、セカンドチャンスにつながったことに責任を感じている」と語った。
最後には「どうか私たちと一緒に戦い続けてください」とファンへ呼び掛けた。
■ 荒川が示した責任感
途中出場ながら3Pシュートで存在感を示した荒川も、試合後は強い責任感を口にした。
「私たちは皆、個人として責任を持ち、今日のような試合を二度と起こさないようにしなければならないと思う。熱心なブレックスファンの中には、今日初めて試合を見に来た人もいると思うし、私たちの価値は、そうした人たちにコートで何を届けられるかにあると思っている」
荒川の言葉からは、勝敗だけではなく、ブレックスの試合を楽しみに会場へ足を運ぶファンへの強い責任感が伝わってきた。
その上で「こんな試合が二度と起こらないように、最後まで全力で戦いたい」と前を向いた。
■ 総括
宇都宮は前半こそ接戦に持ち込んだものの、後半は21ターンオーバーとリバウンド争いで苦戦し、大差で敗れる結果となった。
昨シーズンのチャンピオンシップ敗退の相手に雪辱を果たすことはできなかったが、敗戦後のコメントからは、選手、スタッフともに課題を明確に認識し、次戦へ向けて立て直しを図ろうとする姿勢がうかがえた。
連戦が続く中、次戦の信州ブレイブウォリアーズ戦では、ブレックスらしい粘り強いディフェンスと遂行力の高いバスケットを取り戻せるかが問われる。
■ 取材写真
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